旧月潟駅・保存車両について

※年間行事(開放日・イベント日)のご案内については、このページの下部にございます

物語は、ここから始まった。

 

1999年4月5日午前。

東関屋車庫で保存回送前の点検が行われているモワ51 号。

この回送列車(モハ11号1両のみと、モワ51号とキ116号を連結した2両編成の列車があり、白根でこの2本の列車を併結した)をもって、新潟交通電車線の列車の運行がすべて終了した。

 

あれから15年以上が経った。保存車両達は憶えているだろうか。あの沿線の景色を

↑構内図(クリックで拡大します)

※階段位置などが若干変更となる場合があります。

<!>通常は駅舎内や車両内は非公開で、立入ることはできません(施錠されております)。

イベント時や開放日のほか、作業の都合上不定期で開放する場合があります。ホームから車輌の外観をご覧いただくことは冬季を除き常時可能です。

ご見学の際のお願いもよくお読みください

モハ11号電動客車(モハ10型11号)

 

 新潟電鉄開業時である1933年に、日本車輌製造で製造された電車「モハ11形11号」(書類上は14号)がもととなっている。1966年12月に日本車輌製造で、この旧モハ11号の機器と新造された車体を組み合わされ、現在の「モハ11号」となった。

 この新造された車体は「日車標準車体」と呼ばれるもので、全国の中小私鉄でよくみられた形状のものであるが、新潟交通向けの車両は前面に貫通扉がないため他の私鉄向けの車両とは顔つきが異なっている。

県庁前(後に白山前に改称)-東関屋の併用軌道(路面)区間走行に対応するため、下部に排障器を備える。

 1981年にワンマン化改造(自動両替機付運賃箱や整理券発行機、8トラックテープによる自動放送装置、車内外ミラーなどの取付)が行われ、ワンマン運転を行えるようになった。

1999年4月4日の営業最終日まで活躍した。

 [新潟市所有]

モワ51号電動貨車(モワ51形51号)

 

 新潟電鉄開業時である1933年に、日本車輌製造で製造された電動貨車。
電動貨車とは、一般の電動客車の客室に相当する部分が貨物室になっている車両のことである。貨物列車の先頭に立つのは電車と比べて力のある電気機関車が主流であるが、新潟交通の場合は、電気機関車は使用されず自車にも積み込みの出来る電動貨車が使用された。
 かつては米や果物などを満載した貨車を牽引し、時には国鉄弥彦線と線路が繋がっていた燕駅で国鉄との貨車のやり取りをするなど、新潟交通における貨物輸送を支えたが、輸送量の減少により1982年に貨物営業が廃止された。
 その後は、主にラッセル車キ116の推進・牽引機として1999年まで活躍した。

県庁前ー東関屋の路面区間に入線するための排障器を備えているが、現在月潟駅では県庁前側をスノープラウに交換したラッセル車牽引/推進時用の状態で保存されている。

[新潟市所有]

キ116号ラッセル車(キ100形116号)

 

 キ100形ラッセル車は1928~1956年の間に294両が製造された、ラッセル装置付ディーゼル機関車が登場する以前の代表的な国鉄のラッセル車である。

 

 このキ116号は、1932年に鉄道省大宮工場(現在のJR東日本大宮総合車両センター)で製造、奥羽本線新庄駅(山形県)常備の車両であった。新潟交通にはそれまで活躍していたキ1号雪掻車の後継として、1967年に入線した。

 

 この時代のラッセル車は蒸気機関車で推進して使う事を前提として作られているため、キ116号は動力(モータなど)をもたず、自力で走ることができない。

そのため、先頭に立つキ116号の車内から、後ろについて推進するモワ51号の制御ができるように制御器を取り付ける改造が施された。除雪列車は、車両基地のあった東関屋から燕方面へ向かって運転されたため、キ116号の先頭部は燕側を向いている。

 新潟交通現役時に、屋根上に設置してあるエアータンク6本のうち中列の2本が間引かれて4本になるなどの細部の改造が施されている。  

[新潟市所有]

 

アント20W車両移動機(号車名なし)

 

 1983年にアント工業で製造された車両移動機で、東急電鉄で使用された後に新潟交通東関屋電車庫で使用されたものである。
廃止後の2003年、東関屋電車庫と残存車両の解体時に車両の移動を行ったのを最後に活躍を終えた。

 尚、旧月潟駅では、作業時の車両移動に用いるために用意してあります。
※通常はご見学頂けません。

[かぼちゃ電車保存会所有]

旧月潟駅

 

 1933年の新潟電鉄(新潟交通の前身)の開業時に設置された駅である。当初は交換(行き違い)設備がなかったが、戦時中に交換設備を設置した。この交換設備は1993年の月潟~燕間廃止後に撤去されたが、開業当時からある駅舎側ホームは、廃止となる1999年4月5日まで使われた。現在は作業実施時およびイベント開催時以外は駅舎に立ち入ることはできないが、ホームに立つと、今でも電車が動いていきそうな雰囲気である。

 

 駅に隣接して角兵衛地蔵尊があり、ここに新潟電鉄の設立者である奥山亀蔵の石碑も建立されている。また、2003年には美空ひばりの歌った「越後獅子の唄」の歌碑が建立され、駅周辺が公園として整備された。
(駐車場:約15
台分、トイレ:身障者対応[昼間のみ] 積雪時閉鎖)

 [新潟市所有]

旧月潟駅 2017年度行事予定

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(旧月潟駅周辺は遊歩道や公園となっておりますので、区役所建設課等に事前のご連絡をお願いいたします。尚、ご希望に添えない場合もございますのでご了承ください。)

 

 


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